屈辱(vs松本山雅)

4月15日(日) 2012 J2リーグ戦 第8節
熊本 0 - 3 松本 (13:04/水前寺/5,472人)
得点者:39' 塩沢勝吾(松本)、72' 鐡戸裕史(松本)、76' 多々良敦斗(松本)

完敗…

90分全く見せ場なし。

逆に松本山雅は前線からの積極的なプレスで終始主導権を握ることができていた。
あのユニフォームを着て松田直樹がプレーしていたと思うと、少しうるっときてしまった。

1試合の中で少なくともいいプレーが1つはあるのだろうが、ここまでドイヒーな試合は今まであっただろうか。

1試合を通じての印象だが、全てのプレーにおいて状況判断が遅いような気がする。

まずは攻撃であるが、ボールを持ったら考えてしまうため、時間をロスして相手のプレッシャーを受けてしまう。そして、潰されたり、パスミスをしてボールを失ってしまう。
これはボールホルダーだけの問題ではなく、ボールの受けてのポジション取りがまずいのもあると思うのだが。

そして守備であるが、アタッキングゾーンに入ってくる選手への寄せが遅くてフリーにさせてしまうことが多いため、左右に揺さぶられてゴール前にフリーな選手を作ってしまっている。
特にカウンター時によく見られることであるが、ディフェンスの選手はズルズル下がりながら時間をかけて、味方の戻りを待っているつもりであろうが、後ろに下がっていてはゴールにも近くなるため、そこから左右に展開されてしまえば即ゴールに直結する。
ただ闇雲にチェックに行けばよいという話しではなく、そこは状況判断が必要であり、周りとの連携(声かけ)が必要なのではないかと思う。

状況判断について書いてきたが、ある程度はお互いのコミュニケーションの問題であり、日頃からのトレーニングで解消できるような気もするが。

となると、そこの指示ができない監督やスタッフが悪いのか…

結局は全てにおいて、チームになれていないのではないか。

まだ時間は残されている。

今シーズンだけでなく、来シーズン以降も続いていくわけだから。